
どうも、おかゆうです。
株やFXで買いの取引をする場合は、将来価格が上がることを想定すると思います。
また、売りの取引をする場合は、将来価格が下がることを想定すると思います。
利益を得ようとして取引をするため、当然想定することと言えます。
しかし、実際には、「買い→将来価格が上がる」、「売り→将来価格が下がる」ことだけを想定していたのでは、継続的に利益を得ることは難しいです。また、事前に価格の動きを想定しておくことで、適切な利食いや損切りを行うことができます。
そこで、今回は買い取引に注目し、取引前に想定するべき3つのシナリオについてご紹介します。
価格が上昇するシナリオ
まず、一つ目は、買いの取引後に価格が上昇するシナリオです。
このシナリオでは、事前に決めていた利食いをしっかり行うことを考えましょう。
それだけです。思い通りに価格が上がっていくので、精神的にも楽なシナリオです。
価格が下落するシナリオ
二つ目は、買いの取引後に価格が下落するシナリオです。
このシナリオでは、事前に決めていた損切りをしっかり行うことを考えましょう。
ここで重要なことは、事前に決めていた損切り価格を動かさないことです。
価格が下落して損をしているときは、辛い気持ちになってしまいます。そんなときに「もう少し待っていたら価格が上がるかもしれない」という淡い期待を持って損切り価格を動かしてしまうことがよくあります。僕自身もこういったことを何回もやって失敗しました。
価格が平行に推移するシナリオ
三つ目は、取引後に価格が上昇するわけでも、下落するわけでもなく、平行に推移するシナリオです。
このシナリオでは、利食い価格か損切り価格になるまで待つのが基本です。
ただし、取引を一旦終了する時間を考えることが必要になってきます。
例えば、デイトレードであれば、1日の取引の終わりに決済してしまうなどです。損益に関係なく、決済するのです。
あなたは、短期・中期・長期投資によって、1日・1週間・1ヶ月・1年などの投資期間を決めていると思います。
その投資期間で一旦撤退しておきましょう。
まとめ
ここまでで、買い取引における3つの想定するべきシナリオについてご紹介しました。
利食いや損切りが事前にイメージしやすくなると思います。
売り取引は買い取引の逆で、価格が上昇するシナリオで「損切り」を、価格が下落するシナリオで「利食い」を考えるようにしましょう。