
どうも、おかゆうです。
「レンジ相場」とは、ある一定の範囲で値動きが上下移動を繰り返している相場状況のことを言います。値動きが箱の中に閉じ込められたような状態になることから「ボックス相場」とも言われます。
レンジ相場はその特性上、逆張り投資(相場が下がったときに買い、下がったときに売る)に非常に有効な相場環境となります。
今回はそんなレンジ相場を上手く使う方法についてご紹介します。
株式投資でもFX投資でも大切なものです。
レンジ相場の特徴
レンジ相場では、買いと売りの勢いが拮抗しており、上昇・下落の方向性が出にくいという特徴があります。
下の図のように抵抗線と支持線を引くことができます。
上昇すると抵抗線で押さえられ、下方向の売りが強くなります。
また、下落すると支持線で支えられ、上方向の買いが強くなります。以下この現象がループします。
最終的には買いと売りのどちらかの勢力が強くなり、抵抗線あるいは支持線を突き抜けた場合にレンジ相場が終わりを告げます。
よく言われる「ブレイクアウト」の相場状態です。
ボラティリティが縮小していくレンジ相場
上記でレンジ相場は逆張りに有効な相場であると述べましたが、逆張りをするにあたって高確率で勝てるレンジ相場があります。
それはボラティリティが縮小していくレンジ相場です。
下記はドル円の4時間足であり、緑色の線がボリンジャーバンドとなります。ボラティリティが縮小するというイメージはボリンジャーバンドを参考にしてください。
ドワーッとボリバンが拡大し相場が上昇した後、キュッと縮小し相場が横ばいになる。
こういったレンジ相場を見つけることに注力しましょう!
逆にボリバンが拡大していく相場で逆張りを仕掛けた場合、必ず負けます。注意してください。
「ボリバンが拡大していく」というのは、値動きが激しくなっていくのと同じことです。つまりは、レンジ相場が終了する「ブレイクアウト」が起きやすくなります。
このような相場では逆張りは通用しません。
まとめ
レンジ相場で有効なものはボリバンが縮小していく相場であることをご紹介しました。ボリバンは拡大・縮小を繰り返していくものです。拡大が発生した後は、常に縮小する場面を考えながら先を読むように心がけましょう。