
どうも、おかゆうです。
投資を始めてから少し勝てるようになってきた頃、このようなことを思ったことはありませんか?
「もっと多くの金額を賭けていれば、もっと利益が得られたのに」
「試しに取引量を増やしてみるか」
これは誰しもみな思うことですが、かなり危険な考え方です。
投資で負けて資金が減った後のことをあまり考えていないのです。
世の中には多くの投資戦略がありますが、そのどれもが絶対勝てる手法ではないのです。
高くても、70〜80%ほどの勝率しかありません。
財産の多くを一度に賭けることは簡単です。ただし、賭けて損をした後に後悔の念が残るでしょう。
勝率80%って当てにならない
ある日僕はポケモン対戦をやっていました。ポケモン対戦では、ポケモンが覚えている4つのワザがあり、そのうちの1つを選択して相手のポケモンに命中させます。そうやって相手のポケモンをすべて倒したら勝ちになります。
ワザにはそれぞれ命中率が設定されています。ワザの中で「ハイドロポンプ」というものがあるのですが、威力が高い代わりに命中率が80%です。
このワザ、ここぞというところで良く外れます。当たらないんです。これが原因で負けてしまうとものすごくストレスが溜まります。
何が問題だったのか
それでは、なぜストレスが溜まってしまうのでしょうか?
ワザが当たることを前提にポケモン対戦を行っていたんですね。
ワザが外れた場合はこうするといった考えがなかったのが問題です。そのため、ストレスも溜まり、精神的にイライラしてくるのです。
投資に置き換えて
投資の場合もポケモン対戦と同じです。どんなに勝率の高い投資であっても、勝つことを前提に動いてはいけません。負けた時のことを考える必要があります。
それでは最初の疑問に戻ってみましょう。
>「もっと多くの金額を賭けていれば、もっと利益が得られたのに」
>「試しに取引量を増やしてみるか」
→多くの金額を賭けて負けたらかなりの損失になる。そうなれば、ストレスがかなり溜まって悲しく・辛くなる。
したがって、勝ち続けている勝率80%の手法であっても、多くの資金を賭ける必要はないのです。